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春日山親方の辞任勧告の本当の理由は?指導能力が問題だったの?

春日山親方 画像

春日山部屋の春日山親方が、12日に日本相撲協会から師匠の辞任勧告を

受けていましたが、19日に勧告を受諾し、師匠を辞任したそうです。

 

辞任勧告の理由は、臨時理事会で「不適格だ」と判断されたからだそうですが

なんだか理由が不透明でモヤモヤした感じです。

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春日山親方の辞任勧告の本当の理由は?

現春日山親方が辞任勧告を受け入れたようですね、、、

 

もし辞任を受け入れなくても、協会は現親方との力士の人材育成に

関する業務委託契約を解除され、強制的に師匠の立場を解かれるので

どっちみち親方を続ける事は無理だったんです。

 

まあ、実質「クビ」って言う事ですが、春日山部屋が無くなるのは寂しいですよね。

 

ニュースでは、春日山親方が辞任勧告された「不適格」という理由に

納得していない人も多いようです。

 

辞職勧告撤回の署名運動も起こっているそうですね。


今回の問題は、弟子たちが本当に可愛そう過ぎます。

 

もうちょっと…なんとかならなかったのかな、、、

これが原因で引退も考える弟子が出てしまうことが何よりも悲しいです。

 

日本相撲協会いわく、辞任勧告の理由として

「春日山」の年寄名跡証書未所持という無免許状態に加えて、

秋場所で1日も稽古場に来て弟子を指導しなかったことなどが発覚したため。

だそうです。

 

まず年寄名跡証書って何なのかですが、年寄の名を襲名する権利で

年寄株、親方株とも呼ばれています。

 

年寄を襲名していると、日本相撲協会の役員になったり、

相撲部屋を開けたりするんですが、現春日山親方はそれを持っていなかったわけです。

 

だったら「襲名したらいいじゃん」って思うでしょうが

襲名条件がいくつかありまして、現春日山親方は条件を満たしていないため

残念ながら年寄名跡証書を所持出来ないんです。

 

なので裁判で先代親方に年寄名跡証書の引き渡し対価として

1億7160万円を支払うことを命じられていましたが、

それを拒否していました。

 

まあ、そんなお金あるわけないですよね、、、

 

そしてこれが角界の闇の一つ。

 

親方株を金銭でやりとりするのは禁じたはずなのに

未だまかり通っているんですね、 相撲協会の闇は根深い。

 

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指導能力が問題だったの?

年寄名跡証書の問題以外にも、

「誠実に弟子を指導し、面倒を見ているとは思えない」と

判断された事も原因となっています。

 

これって、弟子が声を上げて訴えているなら分かりますが

移籍を拒否する弟子がいるぐらい信頼は本当に厚い。

 

なので、ほんとに指導してなかったの?って思いますね。

 

日本相撲協会の言いがかりのような気もします。

 

 

春日山親方の最高位は平幕で、現役時代は強かったわけではないです。

 

なので「現役時代に三役以上でないやつは親方にするな」みたいな意見がありますが

個人的には、まあ何とも非常に遅れた考え方であるなと。

 

「相撲の強さ」と「人間性と指導力」なんて全く別物ですよね!?

 

強い力士が強い弟子を育てられるのなら、今頃貴乃花部屋はすごい力士ばかりでは?

 

野球でもそうですが、名プレイヤーが名監督になるわけではないですからね。

 

それに、ここまで川崎市と地域密着で連携取れ、

川崎フロンターレともコラボできたのは親方の手腕だと思います。

 

だから川崎市民から慕われ、署名運動も起こっているわけです。

 

なので、所属部屋の力士を信じて、協会は再度検討して欲しいですね。

 

 

まとめ

個人的には、お金が払えないから協会によって陥れられたと思っています。

 

力士がどうしたいか、どの師匠の元でやりたいと言ってるのか、

協会にはちゃんと考えてもらいたいです。